1868年、横浜の外国人居留地でイギリス人が炭酸飲料の製造・販売を始めたことから、日本のサイダーの歴史が始まりました。株式会社Gold heartは、この歴史に思いを馳せ、当時の製法をイメージし、合成着色料や合成保存料を一切使用しない無添加のりんごフレーバーサイダーを開発しました。素材の旨みを活かし、昔ながらの風味を感じられる『原点サイダー』を、ぜひご賞味ください。
本で最初のサイダーは、1868年に横浜の外国人居留地でノース&レー商会が製造・販売した「シャンペン・サイダー」とされています。 この飲料は、パイナップルとリンゴのフレーバーを加えた炭酸飲料で、主に在留外国人向けに提供されていました。当時の日本では、一般の人々が手にすることは難しく、上流階級や特権階級の人々のみが楽しめるものでした。
その後、1875年に横浜の秋本己之助が「金線サイダー」を発売し、国産サイダーの製造が本格化しました。 この製品は、リンゴのフレーバーを使用し、当初は「日の出鶴」という名称でしたが、1889年に「金線サイダー」と改称されました。1899年には、王冠を使用した瓶入りの製品が登場し、本格的に流通するようになりました。
これらの初期のサイダーは、現在のものと比べて炭酸が強く、フレーバーもパイナップルやリンゴなどの果物の香りが特徴でした。また、当時の製法や保存技術の関係で、現代のサイダーとは異なる風味や口当たりだったと考えられます。